三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な健康管理:貧乏人が太りにくくする方法

金持ちはおいしいものをたくさん食べて、大金をかけてフィットネスクラブに通って運動してやせるけれど、これは燃費が悪いやりかたである。フィットネスクラブにいく金がない貧乏人は自分で健康管理をして太らないように気を付けないといけないので、私がやっている太りにくくする方法を紹介します。

●日常生活に運動を取り入れる

太る原因はたいてい食べすぎか運動不足で、現代は飽食の時代かつ車や電車で移動するようになって歩かなくなったので、必然的に運動不足になる。歩き回る営業職ならまだしも、デスクワーク中心の仕事の人は意図的に運動をしないと慢性的な運動不足になってしまう。意図的に運動をしようと張り切っても、最初はよくても次第にいちいちスポーツウェアに着替えたり、汗をかいて洗濯物が増えたりするのが面倒くさくなってきて長続きしないものである。そこで日常生活のルーチンワークの中に運動を組み込むと長続きしやすくなる。

・遠くの店まで歩く

私は近くのスーパーマーケットを使わずに片道30分歩いて買い物をしていて、行きは大股で速足で歩いて負荷をかけて、帰り道は荷物が増えて速足で歩くのはきついのでゆっくり歩くけれど、これがなかなかよい運動になる。目的もなく一時間散歩すると自宅の周辺を歩きつくしてしまって退屈になって長続きしないけれど、買い物に行くという目的があれば行き30分と帰り30分で気分を切り替えながら飽きずに運動できる。

・日常の動作と運動をセットにする

何かをするときは一緒に何かの運動をするというように、自分のルールを決めて日常の動作に運動を組み込むと運動を習慣づけることができる。例えば料理中はつま先立ちをして踵を上げ下げしてふくらはぎを鍛えるとか、床の雑巾がけのついでに腕立て伏せを何回かするとか、歯を磨きながらストレッチするいう感じである。私はデスクワーク中心で長時間座りっぱなしなので、仕事の休憩でコーヒーを入れたりトイレに行ったりするたびにスクワットしたりストレッチしたりするようにしている。こうすると座りっぱなしで血行が悪くなったのを改善して肩こりにもなりにくくなって、仕事の能率も上がる。

●消費期限が短いものをたくさん買わない

消費期限が短い弁当や総菜や生鮮食品は食べるか捨てるかの二択しかなく、せっかく買ったのに捨てたら金の無駄なので、貧乏人はおなかが一杯でも捨てるくらいなら食べる選択をして太ってしまう。半額の弁当を安いからといって衝動買いするとカロリーを取りすぎてぶくぶく太るので、買うにしても腹八分目に収まる量だけに控えるほうがよい。余るくらいなら足りないほうが節約になってよいのである。

●3個入りのプリンや4個入りのヨーグルトを買わない

3個入りや4個入りのものはたいてい容量が小さいので、1個だけ食べても物足りなくなって、まだたくさんあるんだからもう1個食べようかという欲求が出てしまう。この欲求を我慢できない人は太ってしまう。しかし欲求を我慢することはストレスになるし、ストレスは体に良くない。冷蔵庫にあるのに食べられないというストレスを抱えて嫌な思いをするくらいなら、いっそのこと買うのをやめてしまえばストレスの原因がなくなるし、間食しない習慣をつけるとやせやすくなる。あるいはおやつやデザートを食べるにしても、普段は食べずにダイエットの一環としてチートデイ限定で大きなプリンとかの満足できるものを食べるようにして、うまく欲望を発散させるほうがよい。

●寝る前に小腹が空いたら夜食は食べずに水を飲む

寝る前にお風呂に入ったり本を読んだりいろいろ作業をしたりしていると小腹が空くことがあるけれど、そこで食欲を満たすために夜食を食べてしまうと、食べたものを消化してエネルギーに変える前に寝てしまうので、結局余分なカロリーを取ることになって脂肪が増えてしまう。とりあえず水を飲んで胃を満たしておけば小一時間くらいは空腹をごまかせるので、夜食は食べずに寝て次の日の朝食をちゃんと食べるほうがよい。

●手軽に食べられるものを視界から遠ざける

備蓄用にカロリーメイトと水を買ってきたらすぐ食べてしまったという2ちゃんねるのネタがあるように、人間は目の前の誘惑には弱い。ある程度備蓄は必要とはいえ、食料が視界に入るところにあるとたくさんあるから食べちゃおうか、料理を作るのが面倒だからカップラーメンで済ませてしまおうかという誘惑が働いてしまうものである。そこで誘惑に負けないように、買いためたものは戸棚の奥に入れるなりして視界に入らないようにすればよい。私は地震の備蓄用のフルーツグラノーラはキャリーケースに入れてすぐに取り出せないようにしていて、半年に一度くらい賞味期限を調べて古いものを食べて必要な分だけ入れ替えるようにしている。

私は貧乏になりたての頃に半額の総菜を食べすぎて太ってしまったものの、上記のやり方で食べる量を減らしつつ適度に運動してベルトの穴三つ分やせて、それ以来体重が安定している。生活習慣自体を変えてストレスをためないやり方で無理せずに運動しているので体重の減り方はゆっくりなものの、ダイエットにありがちなリバウンドもないので、ダイエットが長続きしない貧乏な人は試してみるとよいですよ。