三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な食事:貧乏なりに贅沢な食事をするんだ

頑張った自分へのご褒美とかで、貧乏でもたまには贅沢なものを食べたい時がある。そんなときには1食100円で1日300円の食費のところを、朝食70円、昼食70円、夕食160円というふうに予算を振り分けることで贅沢費を捻出できるのである。朝食70円、昼食70円、おやつ60円、夕食100円というふうにしておやつ代を捻出したりもできる。というわけで貧乏な贅沢ができる料理や食材を紹介する。

・ビンチョウマグロ

クロマグロは高いものの、ビンチョウマグロはコモディイイダの月曜日の百円均一セールで100g100円で売っていて、貧乏人でも買えるくらい超安いマグロなのでいわば貧超マグロである。1g1円を食材のコストの基準にすると、ビンチョウマグロは贅沢の境界上にあるので、貧乏人の食卓に出てくる最大級の贅沢食材なのである。安いけれどもやわらかくてくせがなくておいしいので私は好きである。ビンチョウマグロを好きな厚さに切ってご飯の上に乗せてゴマやネギをかけたり、100g100円のバラコを添えたりすると贅沢な海鮮丼になる。これは貧乏な贅沢と呼ぶにふさわしい至高の一品である。

・天かす(揚げ玉)

スーパーで売っている天かすは貧乏人の食卓を豊かにする万能調味料である。普段はてんぷらなんて高くて買えないけれど、天かすをほんのちょっとまぶすだけであらゆる料理がリッチになる。素うどんに天かすをまぶせばコクがある天ぷらうどんになる。焼きそばに天かすをまぶせばソースまみれになってしんなりした麺や野菜たちに天かすが反逆して食感のバトルが起きて風味が豊かになる。チャーハンに天かすをまぶせば米のパラパラと天かすのサクサクとの夢のコラボである。ご飯に天かすをまぶすだけでふりかけ代わりになるうえにかさましできるし、卵かけごはんもグレードアップできる。わずか数円分の天かすを料理にちょろっとまぶすだけでまんべんなく贅沢できるという、プチ贅沢ならぬカス贅沢である。
しかも天かすは冷凍保存ができて長期間サクサク感を維持できて便利である。スーパーで1パック50-100円くらいで、半額に遭遇する機会があれば積極的に買いだめしたい食材である。

・牛脂

牛脂は牛肉を変えない貧乏人でも料理を牛味にグレードアップできるチート食材である。煮物に牛脂を入れるだけで肉を使わなくてもコクがでて贅沢な牛味になる。小さく切ってチャーハンとかの炒め物に混ぜて隠し牛にしてもよい。牛脂が無料の店とか、肉を買った人だけ牛脂が無料になるローカルルールがある店とか、牛脂を1個10円で売っている店とかがあって値段が曖昧で買いづらいけれど、近所のスーパーで扱っていれば活用したい。

・豚の首つる

首つるは脂肪がかなり多くて肉も硬いので普通のスーパーでは売っていないけれど、ハナマサとかの業務用スーパーでは500gくらいの大きな塊を安く売っている。
首つるを調理するときは肉の部分と脂肪の部分にわけると使いやすい。肉の部分は硬くて包丁で切りにくいので、2センチくらいのサイコロステーキにして食べると肉肉しい食感を活かせておいしく食べられる。味はまあ普通の豚肉の味なのだけれど、ぶ厚くて硬い肉を力いっぱい噛みしめる感覚が貧乏人にとっては贅沢である。脂肪の部分は1センチくらいに小さく切って炒めると油かすとラードができる。油かすはそのまま食べると脂っこいけれど、炒め物や煮物に入れるとおいしく食べられる。ラードを贅沢に使って本格的なコロッケを揚げてもいいし、ラードをタッパーとかに入れて冷凍保存してちょっとずつ炒め物に使ってもいい。野菜炒めや焼きそばにラードを混ぜると肉のうまみを足すことができて少し贅沢になる。

バゲットプリン

スーパーのパン売り場では売れ残ったバゲットが半額になったりするけれど、時間がたったバゲットはバット代わりに野球ができるくらい硬くなってしまってそのままでは食べにくいものの、バゲットプリンにすればやわらかくなって食べやすくなる。作るのも簡単で、卵と牛乳と砂糖を入れた液に5センチくらいに切ったバゲットを浸してから両面をフライパンで焼けばバゲットプリンの完成である。ふつうのプリンは噛まずに飲み込んでしまうのであまり食べた感覚がなくて満足感が乏しいものの、バゲットプリンはバゲットを噛むぶん食べている実感があって贅沢である。半額のバゲットが100円、卵と牛乳と砂糖を加えても130円くらいのコストで市販のプリン数個分のバゲットプリンを作れるので、安くて量が多い貧乏で贅沢なデザートになる。腹持ちがいいので朝食にしてもよい。

・ハネジューメロン

ハネジューメロンというのは食べ放題の店のデザートの果物に採用されている確率が高い大味なメロンである。名前は知らなくても食べたことがある人は多いと思う。メロン特有のいがいがした感じがなくて甘すぎなくて食べやすいので私は好きである。スイカとパイナップルの間くらいの大きさで、安いのは1玉200円くらいで買えてコスパ最強の果物である。
私は種をとってから食べる分だけ輪切りにして皮をむいて食べている。輪切りにすると皮をむきやすいし、残りの部分にはラップをかけておけばいいので保存もらくちんである。果物が高くてあまり買えない貧乏人にとって安くて大きな果物をたくさん食べられるのは贅沢である。

・ゼリー

牛乳やコーヒーを加熱して砂糖とゼラチン(または寒天)をとかしてから冷やすと固まって、安くて簡単に大量のゼリーが作れる。鍋サイズのゼリーをたらふく食べることができるので、これは貧乏で贅沢なおやつである。熟れすぎてぶよぶよになった柿やじゅくじゅくになったメロンは見切り品として安く売っているけれど、これをゼリーにすると果汁の甘さを活かしておいしく食べられる。果汁が数パーセントしか入っていないような市販の果物ゼリーを買うくらいなら、自分で果物ゼリーを作るほうが果汁が多くて贅沢である。
私は寒天よりもゼラチンのほうが味にクセがなくて好きである。私の実家で血糖値があがらない甘さ控えめのおやつとしてトマトジュースのゼリーをよく作っていて、私はゼライスという製品を実家から分けてもらって使っている。

楽しい貧乏な買い物:JINSのAirframeをカスタマイズするんだ

JINSは貧乏人御用達の安い眼鏡屋で、眼鏡業界の搾取にあえいでいた貧乏な眼鏡っ子の救世主である。私は眼鏡屋に行くと自分のぶさいくな顔を鏡で見て精神的ダメージを受けてその日は何もやる気がなくなるので、もっぱらJINSオンラインを使っている。JINSオンラインに他の店で作った眼鏡を送ると同じ度数の眼鏡を作ってくれるので、眼鏡屋に行きたくないけど眼鏡が必要なコミュ障にはありがたい。
JINSのAirframeはセルフレームよりも軽くてテンプルが柔らかくて、うっかり眼鏡をつけたまま寝ても耳が痛くなりにくいしうっかり踏んでも壊れにくいので、うっかりさんの私は気に入って愛用している。しかし鼻パッドがなくてちょっと不便なので、パーツを取り付けてカスタマイズすることにした。

・シリコンの滑り止めイヤーフックで眼鏡がずり落ちるのを防ぐんだ

私が使っているAirframeは鼻パッドが付いていないタイプのやつで、室内で使う分には問題ないものの、外出時に使うと歩く振動や汗で徐々にずり落ちてきて使いにくい。特に自転車に乗るときは眼鏡のずれを直すために片手をハンドルから離さないといけないので危ない。
イヤーフックか鼻パッドで解決できそうだけれど、鼻パッドは長持ちしないというレビューがあるし、イヤーフックのほうが若干安いのでイヤーフックを買った。

GearBestだと大きいサイズと小さいサイズを売っていたけれど、安いほうの小さいサイズを買ったら穴も小さくて、テンプルの先っぽの一番太い部分を通すのが難しかった。爪で1ミリずつ押し込むようにして10分かけてなんとか取り付けると、眼鏡がずり落ちなくなって使いやすくなった。しかしギチギチでちょっとちぎれかけたので、長持ちしないかもしれない。もっとテンプルが太いタイプの眼鏡だとイヤーフックの穴にはまらないかもしれないので、買う人は穴のサイズに注意したほうがよい。

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・クリップオン偏光グラスでまぶしさを軽減するんだ

自転車に乗っているときに夕日がまぶしいときがあったり、釣りをするときがあったりして、サングラスもほしい。しかし度付きのサングラスは高いのである。JINSのレンズを色付きにしようとすると+5000円かかる。色付きレンズはそう頻繁につかうものでもないので、あまり使わないものに5000円もかけるのは貧乏人には出費が大きい。というわけでオーバーグラスかクリップオン偏光グラスを買おうと検討して、GearBestで一番安かった380円のクリップオン偏光グラスを買った。


リムとブリッジの幅はAirframeとぴったりで、高さはちょっと大きい。クリップの部分をつまむと取り付けと取り外しがワンタッチでできて便利で、リムからはみ出ないような薄型レンズなら取り付けには問題ないようである。跳ね上げると眉毛が太くなって飛び出たみたいでかなりださいし、両手で丁寧に跳ね上げないとクリップのゴムが抜けるので、跳ね上げ機能はあまり使わなさそう。値段相応にちゃちだけれど、レンズが暗すぎるということもなく、釣りをしたり自転車で買い物に行ったりする程度ならこんなもんで十分である。安いので色違いも買ってもよかったかもしれない。

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ちなみにオーバーグラスはGearBestで売っていなかった。グラスが跳ね上げできるタイプのオーバーグラスは車を運転する人には便利そうだけれど、私は車に乗らないし、自転車用にするにはごつい気がするので今回は見送った。

楽しい貧乏な健康管理:100円ショップの化粧品用スポイトで簡単に鼻うがいできるんだ

花粉が飛び交う季節になると、鼻がむずむずして鼻うがいをしたい人がいるかもしれない。鼻うがいというのはいろいろと流派があるようだけれど、どれも初心者には難しい。コップを片方の鼻穴にあててもう片方の鼻穴を塞いで思いっきり吸い込むというやり方はそもそも鼻が詰まっていて鼻息を吸いにくいし、洗面器に顔をつけるやり方だと拷問を受けているみたいだし排出された汚水が洗面器に流れ込むので生理的に嫌である。

というわけでほかにやり方はないかと考えて化粧品用のスポイトを使うやり方を開発したところ、簡単に鼻うがいができたのである。化粧品用スポイトというのは注射器みたいな形をしているやつで、近所のダイソーで売っていた。近所のキャンドゥでは売ってなかった。

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●化粧品用スポイトを使った鼻うがいの手順

1.生理食塩水を作る。

まず水道水を沸騰させてカルキを抜いてから塩を適量溶かして、塩分0.9パーセントの生理食塩水を作る。200mlあれば20mlの化粧品用スポイトで10プッシュできて鼻うがいには十分な量なので、私は200mlの容器に計量スプーンの「少々」2杯の塩を入れて生理食塩水を作っている。濃度が濃かったら薄めればよいし、薄くても鼻がちょっとひりひりする程度なので、鼻の違和感をあまり気にしない強い子なら塩分濃度は適当でよい。
それから生理食塩水が冷めるのをまつ。鼻の粘膜は敏感なので、指で触ってまだ熱いようなのを鼻に入れると大変なことになるのでちゃんと冷ましたほうがよい。熱いのを鼻に入れるのは強い子でもきつい。

2.化粧品用スポイトに生理食塩水を入れる。

これはスポイトの先を生理食塩水につけて引っ張るだけでよくて、一回分の鼻うがいにちょうどいい量がスポイトに入る。

3.化粧品用スポイトの針の部分を外してから、鼻に当ててプッシュする。

化粧品用スポイトの針を外してから片鼻穴にあててプッシュすると生理食塩水が鼻腔に注入されて、反対側の鼻穴から汚水がだばだばと排出される。これを左右の鼻穴で洗浄を繰り返すと簡単に鼻うがいができる。プッシュの強度で水流の強さを調節できて、ちょぼちょぼからぶっしゃーまで好みの洗浄ができるし、口に汚水が流れ込まないので呼吸も楽である。

私は花粉症ではないけれど毎年冬になると急性副鼻腔炎になるので、初期症状が出たら鼻うがいをして鼻づまりが軽いうちに鼻の奥の鼻水を取り除いて副鼻腔炎が悪化するのを防いでいる。スポイト鼻うがいメソッドを開発してからは簡単に鼻うがいができるようになってだいぶ楽になった。これはただの生理食塩水じゃ……と言って怪しげなスポイトを鼻にプッシュすると鼻の調子が悪いときに気分爽快になるので、鼻うがい初心者の人は試してみるとよいですよ。

楽しい貧乏な家電:壊れた家電を自分で直して節約するんだ

 


朝ごはんでも作ろうかと思って台所の電気コンロをつけたらブレーカーが落ちて、起動中のパソコンがいきなり電源が切れたせいで壊れた。これはもう数年に一度レベルの大損害である。というわけでコンロとパソコンを自分で修理することにした。

電気コンロは夜中に水を飲んだ時にコンロに水をこぼしたのに気づかなかったせいで漏電してブレーカーが落ちたようである。水にぬれて漏電した電気コンロはアイロンを置いて数十分加熱して回路についた水分を蒸発させるやり方を試してみたら直った。ネットでは業者に頼んで修理費数万円とられた人もいたようなので、自分で直せてだいぶ節約になった。

さてパソコンは電源ボタンを入れてもうんともすんとも言わない。デスクトップPCはノートパソコンと違ってバッテリーを積んでいないので、起動中に停電が起きて壊れる事故がときどき起きる。無停電電源装置があれば防げたのだけれど、そもそも無停電電源装置は貧乏人には高くて買えないのである。というわけで直すことにしたのだけれど、パソコンの初心者の役に立つかもしれないので、どうやって修理したか書いておくことにする。私はパソコンの自作レベルは中級者くらいで、WindowsXPの頃から自作していたので一通り組み立てたりマザーボードの膨らんだコンデンサを交換して修理したりはできる。

●デスクトップパソコンの修理に必要なもの

・ビープスピーカーとスイッチ

私が使っているasrockのマザーボードにはビープスピーカーがついていなくてそのままだとビープ音が鳴らないので、ビープスピーカーとスイッチセットを買った。

マザーボードのマニュアル

マニュアルはマザーボードのメーカーのウェブサイトからダウンロードできる。マニュアルが見つからない場合は、配線をいじるまえに写真を撮っておいて元通りに配線できるようにすればよい。

●最小構成でBios画面がでるところまでもっていく

最小構成というのはマザーボードにCPUとCPUファン、メモリ1枚、電源ユニット、キーボードをつなげてD-SUVVGA)でモニタに出力する状態である。これにビープスピーカを追加した状態で起動させてみてどういうビープ音が鳴るかによってどのパーツに問題があるのかわかるようになる。というわけでいったんマザーボードからメモリやSSDDVD-RWとかの余計な部品やケーブルを外す。

・電源の生死を確かめる

電源ユニットはパソコンの部品の中でもよく壊れるので、まずは電源を疑ってみる。電源のコネクタの上の段の3-4番目の穴にクリップを刺して通電したらファンが回ったので電源は問題なさそうに見える。というわけで電源をマザーボードにつないで起動させてみる。

・長いビープ音が3回鳴った

これはメモリに問題があるということである。横着してマザーボードをケースに入れたままメモリを付け直したのが原因のようで、マザーボードをスペーサーにねじ止めした状態でメモリを押し込んでもマザーボードがたわんでちゃんとメモリがはまらないらしい。私はマザーボードを壊すのが怖いのでメモリをはめるのが一番苦手なのだ。いったんマザーボードをはずして平らなところでメモリを押し込んだらうまくメモリがはまった。奥まで刺さってるか、メモリのわきのへこみのところを目視で確認するのが大事である。というわけでもう一度起動させてみる。(*写真は最小構成でなくて修理後にメモリを2枚刺した状態のやつ)

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・ビープ音が鳴らなくて、CPUファンは回るけどBios画面が出ない

ビープ音が鳴らないのはマザーボードの故障なのかと原因を考えていたら、24ピンの主電源だけつないで4ピンの補助電源をつなぎ忘れていた。てへぺろ

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補助電源をつないで起動したらBios画面がでて、メモリも認識していた。ここまでくればもう大丈夫なので、マザーボードをケースに入れてSSDを配線しようとしたら、SSDのL字のコネクタの土台が根本からもげるという変な壊れ方をしていた。マザーボードを外したりSATAコネクタをはずしたりするときにぶつけたのかもしれないけれど、もげるのは反則である。システム用には使えないけれど、外付けでなら認識するようなので、後でGearbestで500円くらいの安い外付けケースを買うことにする。

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こんなこともあろうかとシステムのクローンディスクを用意していたので、クローンのSSDをつないだら無事起動した。というわけで、パソコンが起動しなくなった原因はよくわからなかったものの直すことには成功した。ちなみにCPUを外してグリスを塗りなおしたときにピンが曲がっているのにも気が付いた。中古の自作パソコンをフリマで買ったので前の持ち主がCPUを取り付けるときにピンを曲げたのかもしれないけれど、動けば問題ないので見なかったことにした。

パソコン業者に修理を丸投げすればサポート代金やらパーツ代やらで数万円かかるけれど、パーツ交換程度なら数千円の修理費用で済むので、パソコンが壊れても自分で直せるようになるとだいぶ節約できる。パソコンの修理は面倒くさいけれど技術的に難しいわけではないので、貧乏な人はパソコンが壊れた時は自分で直せるようになるとよいですよ。

●余談:フリマで売っている中古パソコンには気をつけたほうがいい

パソコンの修理中にパソコンが直せなかった時のことも考えてフリマで中古パソコンを物色していたらぼったくり出品がたくさんあった。ゲーミングPCと称してcore i3 540の古いパソコンをぼったくりの値段で売っている出品者がいたり、買うほうも無知で子供が「マインクラフトできますか」と質問してスペック不明なぼったくりゲーミングPCを買っていたりする。デジタルネイティブ世代はスマホで育ったせいでパソコンスキルはおっさんより低いらしいけれど、それにしてもひどいもんである。というわけで、フリマでぼったくり中古パソコンを買って損をしないための注意点を書いておく。

信用できるパソコンの出品者の見分け方

・メーカーや型番をちゃんと書いている。

これは一番大事で、パソコンのパーツは世代や型番によって性能が全然違うし、当然値段も違う。CPUは世代による性能の違いが大きいし、メモリもDDR3とDDR4だとDDR4のほうが新しくて性能がよい。型番が分かれば製造年月日や中古での相場もわかるので、出品者がぼったくろうとしているのか、不用品を相場相応の値段で処分しようとしているのか判断しやすくなる。型番を書いていない出品者はパソコンの知識がなくてメンテナンスができていない可能性があるし、パソコンの知識があるけれどあえて情報を隠してぼったくろうとしている可能性もあるので信用できない。

・OSやオフィスソフトのライセンスをちゃんと書いている。

たとえばWindows10だとhomeとproで機能が違うし、DSP版だと特定のパーツと一緒に使わないといけないという制限がある。Windows7Windows8からアップデートしたWindows10の場合、メンテナンスの時にOSをクリーンインストールしたりライセンス認証したりする手順がややこしくなるのでちゃんと記述するべきである。この辺の情報をごまかしたり質問に答えようとしない出品者は最悪の場合は海賊版でライセンス認証をごまかしているかもしれない。

・パソコン内部の写真を撮っていて、配線がわかるようになっている。

きれいに裏配線してあれば自作の知識がある人が組み立てたのだとわかるので信頼できるし、パーツが商品情報と違っているという詐欺の可能性も低くなる。パソコンケース内部の写真があると商品情報から漏れがちなケースファンが確認できるし、拡張性や手入れのしやすさも判断しやすくなる。
それに対して内部の写真がない場合、パソコンの手入れの仕方をしらない出品者が一度も掃除をしていなくて中が埃まみれになっている可能性がある。さらにタバコを吸う出品者の場合、埃にヤニがついてねちょねちょしてかなり掃除しづらくなる。タバコを吸うか、ペットを飼っているかという情報をちゃんと出している出品者は信用できる。

・パソコンの使用時間を把握している。

ちゃんとパソコンをメンテナンスしている出品者はCrystalDiskInfoとかのソフトを使ってHDDの起動時間や不良セクタの有無を把握していて、それを隠さずに商品情報に記載している。HDDに当たりはずれがあるとはいえ、使用時間が長いほど壊れる確率が高くなるので、使用時間が長いほど安くなるべきである。モニターも使用時間が長いとバックライトが切れる可能性が高くなる。長時間使用して寿命ぎりぎりだということを隠して値下げもせずに売る出品者は信用できないし、商品状態を把握していない出品者はぼったくり転売ヤーの可能性がある。型番を調べて製造年月日が古くて使い込まれている中古パソコンはたとえ動作品でも買ってあまり使わないうちに寿命を迎えることもありうるので、表面上のスペックだけでなくて使用時間と劣化具合と値段が釣り合っているか確認するほうがよい。

・付属品の有無をちゃんと書いている。

パソコン本体は売るけれど電源コードは付属しないとか、リカバリディスクは有料で別売りだとか、変なところでケチる出品者がいてトラブルの元になる。付属品の有無をちゃんと書いている出品者は信用できる。

・動作確認の期限をつけて返品を受け入れている。

もし動作しなければ返品を受け入れるという出品者は出品前にちゃんと動作確認をしているので信用できる。悪い出品者は動作確認をしないまま出品したり、ジャンクだと明記しないまま不良品を出品したりしていて、返品にも応じなかったりする。

・キーワードの詰込みをしていない

キーワードの詰込みというのは例えばcore i3のパソコンを出品しているのに"i7 i5 i3 pentium"という関係ないキーワードを列挙して自分の出品が検索にひっかかるようにするもので、これはブラックハットSEOと呼ばれる一昔前のSEOテクニックで、検索妨害になるのでまともなサイトではキーワード詰込みは禁止されている。しかしフリマ出品者はいまだにこのキーワード詰込みをやっている人がいて、フリマサイトの利用規約を読んでいない可能性が高い。利用規約を守っていない人と取引をするとトラブルになる可能性があるので避けたほうがよい。

楽しい貧乏な食事:料理の初心者が自炊を始めるときのコツ

さて大学の入学シーズンなのである。私は家庭科の授業で数回料理をしたことがある程度で、特に料理の知識もないまま大学で一人暮らしをして自炊するようになった。はじめは失敗が多くてなかなか大変だったけれど、いまではありあわせの安い食材で自炊できるようになったので、一人暮らしで自炊を始めた料理の初心者向けに自炊を始めるときのコツを紹介することにする。

●最初は調理器具が少なくてもよい

どうせ自炊するならうまいものがいいと本格的なチャーハンを作ろうとして中華なべを買ってしまうのは男子がやってしまいがちな失敗である。テフロン加工のフライパンのほうが焦げ付きにくくて使いやすい。私は最初に住んだアパートがガスコンロだったので重い中華なべでチャーハンを作っていたのだけれど、引っ越したアパートが電気コンロで中華なべが使えなくなったので結局捨てた。中華なべは料理がうまくなって立派な家に住めるようになってから買えばよいので、初心者にはお勧めしない。

三徳包丁、まな板、菜箸、キッチンばさみ、おたま、フライパン、鍋があればたいていの料理が作れる。いきなり本格的な調理器具をそろえても使わないと無駄になるので、最初は最低限の調理器具だけ用意して、足りなくなったら買い足したり、料理がうまくなって凝ったものを作れるようになったら相応の調理器具を買うとよい。私が使っているのはNyammyの包丁セットと、和平フレイズの重ね鍋フライパンセットと、実家で余っていた鍋やフライパンである。

私はお好み焼きやホットケーキを作るときはフライパンを振って空中で回転させてひっくり返しているのでフライ返しをあまり使わないし、ほとんどの野菜を皮ごと食べるのでピーラーも使わないし、目分量で味付けするので軽量カップやさじも使わない。アルミの行平鍋は煮物が焦げ付きやすいし、一人暮らしの自炊で吸い物系を作ることもあまりないので使わなくなった。和平フレイズの鍋はテフロン加工でカレーやシチューが焦げ付きにくくて一人分の料理を作るのにちょうどよいサイズなので気に入っている。

●料理を覚える順番

・炒め物は難しいので後回しにする

炒め物を作るときには、油の量+火力+食材のきり方+食材の火の通りやすさ+味付けと、5つのことに気をつけないといけないけれど、どれを失敗しても料理がだめになる。まずはフライパンに油をひいて十分に加熱しないといけないけれど、料理の初心者にはこの加減が難しい。油が少ないと食材がこげつくし、油が多すぎても体に悪いし油の無駄遣いである。肉を炒めるときに火力が強すぎると表面がこげて中に火が通らないし、肉が生焼けだと食中毒になりかねない。さらには味付けの失敗を挽回しにくくて、塩コショウを振りすぎて味付けが濃くなった場合に薄める手段がない。というわけで炒め物は後回しである。

・まずは生で食べられる食材を知る

生で食べられるものは料理の必要がないので、どんな料理下手でもとりあえず生で食べておけば飢え死にすることはない。キャベツ、レタス、きゅうり、トマト、たまねぎ、アボカドとかの野菜を適当に切ってマヨネーズやドレッシングをかければサラダになるし、パンにはさめばサンドイッチになる。生でも食べられる食材を適当に切ることでまずは包丁に慣れることができる。

・生で食べられないものは茹でることからはじめる

生で食べられないものは料理する必要があるけれど、まずは茹でることからはじめるとよい。炒め物は火加減がわかりにくいけれどお湯は沸騰したら誰でもわかるし、肉を炒めるときは下からしか熱を加えられないけれど、肉を茹でると全方位から熱を加えられるので食中毒になりにくい。食材に火が通っているかどうかも目視できるし、茹で方が足りなければ鍋に戻してさらに茹でればよいだけなので失敗しにくい。茹でたものを食べると素材そのものの味がよくわかるのでちょうどいい味付けの目安ができるし、どの程度食材を加熱すればおいしく食べられるようになるのかを知ることができるようになる。
しゃぶしゃぶ風にして茹でてタレにつけるだけで簡単なので、料理初心者でも失敗しないし肉も野菜もたくさん食べられる。下ごしらえは豚バラ肉や葉物野菜を適当な大きさに切ればよいだけだし、コンロも一つしか使わずに済んで台所が狭いアパートでも作りやすい。白菜やチンゲン菜や水菜などの葉物野菜は火が通りやすくて食材の切り方やサイズは適当でよいので、面倒くさがりな人にも向いている。
茹で終わったら味付けのタレは市販のポン酢やめんつゆを使えば、塩コショウと違って味付けが濃すぎたり薄すぎたりすることもなく、安定して同じ味付けにできる。薬味に大根おろしやねぎのみじん切りを加えてもよい。私は酸っぱいのが嫌いなので、ポン酢に大根おろしを入れて酸っぱさを中和して食べるのが気に入っている。忙しいときの手抜き料理としても便利である。

・茹でるのに慣れたら汁物を作る

汁物は日持ちしなくて作りおきができないので、一人暮らしの場合は一食分だけ作ることからはじめるとよい。食材を切って茹でて出し入りの味噌をちょっと加えれば味噌汁が簡単に作れる。豆腐やワカメやネギや油揚げやキノコとかの火が通りやすいものを中心に汁物のアレンジを増やしていくとよい。

・汁物に慣れたら煮物を作る

煮物は汁物と違って作りおきができるので食事のバリエーションが広がる。葉物野菜は煮物に向かないので、煮物に使うのは根菜が中心になる。根菜は皮に栄養があるのでにんじんやごぼうは皮をむかなくてもよい。カレーやシチューはわざわざ食材を炒めなくても肉や野菜をまとめて茹でてルーを入れるだけで簡単に作れる。

煮物は汁物とは違う注意点がある。まず煮物は冷めるときに味がしみていくので、やたらとぐつぐつ煮込むのはガス代の無駄である。食材にある程度火が通ったらふたをして余熱で完成させれば食べるときには少し冷めていてやけどをすることもないし、少しずつ味も染み込んでいる。
それから煮物は汁物よりも水分が少ない分、味付けが濃くなりすぎないように注意しないといけない。煮詰まって食材に味が染み込み過ぎて濃くなったのを薄めることは難しいので、煮詰める前に味付けを調整しないとけない。味付けを無駄に濃くするのは調味料の無駄だし健康にも悪いので、まずは薄味からはじめて徐々に好みの味に調節していくほうがよい。
それから煮物を再加熱するときに火力を強くしすぎて鍋の底を焦がしたのは私がよくやった失敗で、カレーで底が焦げると鍋が全部コゲの味になって台無しになるので、再加熱するときは鍋を離れずに弱火でコトコトやってかき混ぜたりして底が焦げないようにするとよい。

・また炒め物に挑戦する

これまでをおさらいすると、生で食べられる食材の切り方を覚えて、茹でることで食材をどの程度加熱するか覚えて、煮ることで味付けを覚えた。最後に炒め物で覚えるは火加減で、これが自炊の最難関ポイントである。

まずは卵焼きで炒め物を練習するのが私のお勧めである。というのも、卵は1個10円で安いし、失敗してもごちゃごちゃかき混ぜてスクランブルエッグにすれば見た目が悪くてもおいしく食べられるし、食材を卵一種類に絞ることで味付けの塩コショウやしょうゆの量が多いか少ないかも判断しやすくなる。卵を焼く料理なら目玉焼きのほうが簡単に作れるけれど、それだと簡単すぎて炒め物の練習にならない。卵焼きというのはシンプルに見えて難しくて、炒め物の油の量と火加減を覚える練習にはちょうどよいのである。油が少なかったり火加減が弱かったり手際が悪かったりするとフライパンに卵がくっつきやすくなるので、油をまんべんなくひいてフライパンを十分に加熱させて、溶いた卵をフライパンに流し込んだらまずは固まる前にちゃちゃっとかき混ぜてふっくらさせて、火が通って固まってきたら端のほうから折りたたんで卵焼きの形に整えていく。中心のほうが半熟にならないように弱火で中まで火を通せるようになったらOKである。卵焼きをマスターすれば、野菜炒めとか焼きそばとかパスタとかチャーハンとか貧乏自炊の定番料理はたいていおいしく作れるようになる。

炒め物の上達のコツは、五感を使って見た目と音と匂いに注意することである。フライパンを熱したときに油の匂いや手をかざしたときの暖かさでフライパンが十分に温まったかどうかわかるし、フライパンに食材を入れるときにジュージューいう音でフライパンの温度が高いか低いかがわかるし、炒めているときに肉に赤みが残っていたらまだ加熱不足で、食材の水分が蒸発して湯気が出てほんのり焼き色がついていい匂いがしたら食べごろで、黒くなって焦げた匂いがして食材がしなびていたら加熱しすぎである。レシピを広げたりタイマーで測ったりしなくても五感でちょうどよい食べごろがわかる。

・揚げ物は作らない

揚げ物は貧乏人の料理としてはコスパが悪い。まず大量の油が必要だし、油を高温に加熱するのに火力が必要だし、使い終わった油を処分するのにも固めるテンプルとかが必要でお金がかかる。それに油がはねるので台所の掃除が大変になるし、ちゃんと油を掃除しないとゴキブリが寄ってくるし、火事のリスクも高くなる。家族全員分のおかずをたくさん作るならまだしも、一人暮らしで一人分の揚げ物を作るのはリスクとリターンが割に合わない。どうしても揚げ物が食べたかったらスーパーの惣菜を買うとよい。

●自炊して事故を起こさないための注意点

・疲れているときの自炊に注意する

私が自炊を始めたばかりのころ、お湯が沸くまでちょいと休憩できるやんけと思って横になったらそのままうたたねしてしまって鍋が空焚きになったことがあった。カレーを煮込む間にうたたねしてカレーが焦げて台無しになったこともあった。
一人暮らしを始めたばかりのときはいろいろな手続きだとかやることが多くて新しい環境に慣れるまでが大変で、特に夕飯を作るときは一日の用事を済ませてかなり疲れている状態なので、ちょっと休憩のつもりで横になると意識がとんでしまって危ない。疲れて寝てしまいそうなときは煮物、蒸し物、揚げ物などの長時間火を使う料理は避けて、すぐに作れるもので夕飯を済ませたほうが火事を避けやすくなる。ちゃんと休憩してからご飯を作るか、ご飯を食べてから休憩するようにして、調理中にキッチンを離れて休憩するのはやめたほうがよい。

・家電は正しく使うように注意する

私が自炊を始めたばかりのころ、オーブントースターの受け皿がないほうが早く加熱できるやんけと思って受け皿をはずしてパンを焼いたりから揚げを暖めたりしていたら、オーブントースターの底に油や食べ物のカスがたまって火がついたことがあった。幸い火事にはならなかったものの、うたたねして鍋を空焚きしたとき以来の危機だった。今はちゃんとオーブントースターの受け皿を使って、底も定期的に掃除するようにしている。

カセットコンロを並べて使ったりしてガス缶が加熱されて爆発する事故もときどきニュースになっているので、カセットコンロを使う場合は気をつけないといけない。

真空パックの食品でもレンジで袋ごと加熱してよいものとか、袋に空気穴をあけてから加熱するものとか、袋から出してから加熱するものとかいろいろあるので、注意書きをよく読まないといけない。

・燃えるものをキッチンに置かないように注意する

コンロの周りに燃えるものを直接置く人はあまりいないだろうけれど、台所の窓にカーテンをつけていると火が出たときに燃え移る可能性があるので危ない。
貧乏な一人暮らしだと狭いキッチンに電気ポットとか電子レンジとかの調理家電を置かないといけないけれど、もし家電から発火しても周囲に燃え広がらないように、ちゃんと整理整頓しておくほうがよい。
揚げ物をしたあとの天かすから発火したり、揚げ物の油を拭いた新聞紙から発火したりすることもあるので、揚げ物には特に注意が必要である。

・沸騰に注意する

普通に沸騰するときは吹きこぼれに注意する程度でよいけれど、突沸にはもっと注意が必要である。冷めた味噌汁を再加熱するときにちゃんとかき混ぜないで急激に加熱すると、底のほうだけ温度が上がって突沸して派手に吹きこぼれることがあって危ない。そもそも汁物は作り置きせずにすぐ食べる分だけ作ればよいのである。

・皿洗いに注意する

私が自炊を始めたばかりのころ、手荒れがひどくて指がつるつるになって指紋がなくなりかけた。洗剤の適量の加減がわからずに洗剤が多すぎたのが原因のようである。皿洗いをするときには洗剤をスポンジに数滴たらしてあわ立てるだけでよい。
それから皿洗いをしているときは手が滑って食器を落としやすくなるので、皿を割ったり包丁を落としたりして怪我をしないように注意が必要である。まな板を足の甲に落としたときはかなり痛かった。

●というわけで自炊がんばえー

自炊すると食材の旬や保存に関する知識もついて節約しやすくなるし、料理や掃除をすることで女子力も高くなるし、もはやメリットしかない。私は女子力が高くなりすぎて一家に一匹(召使として)欲しいと女子に言われるけれど、せめて主夫にしてほしいもんである。
自炊を始めたばかりのころは献立を考えるのが大変なものの、一週間分のローテーションが出来上がると毎日自分好みの味付けの食事を食べられるので気分的にだいぶ楽になる。他人に食べさせるものに手を抜くのは気が引けるけれど、自分で食べるものなら手抜きでもよいのである。私は三食芋煮とか三食カレーとか三食やきそばとかでもへっちゃらである。空腹を満たして栄養を取れれば献立はなんでもいいのである。
外食で外れを引くまいとして千円以下のランチでさえ必死に食べログをチェックしてうろうろする人もいるけれど、そこまで悩むのは時間の無駄なので自炊して弁当を作るほうがましである。自炊できるようになるとランチのしがらみからも開放される。
自炊、自炊、さっさと自炊!がんばえー!