三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な食事:貧乏なりに贅沢な食事をするんだ

頑張った自分へのご褒美とかで、貧乏でもたまには贅沢なものを食べたい時がある。そんなときには1食100円で1日300円の食費のところを、朝食70円、昼食70円、夕食160円というふうに予算を振り分けることで贅沢費を捻出できるのである。朝食70円、昼食70円、おやつ60円、夕食100円というふうにしておやつ代を捻出したりもできる。というわけで貧乏な贅沢ができる料理や食材を紹介する。

・ビンチョウマグロ

クロマグロは高いものの、ビンチョウマグロはコモディイイダの月曜日の百円均一セールで100g100円で売っていて、貧乏人でも買えるくらい超安いマグロなのでいわば貧超マグロである。1g1円を食材のコストの基準にすると、ビンチョウマグロは贅沢の境界上にあるので、貧乏人の食卓に出てくる最大級の贅沢食材なのである。安いけれどもやわらかくてくせがなくておいしいので私は好きである。ビンチョウマグロを好きな厚さに切ってご飯の上に乗せてゴマやネギをかけたり、100g100円のバラコを添えたりすると贅沢な海鮮丼になる。これは貧乏な贅沢と呼ぶにふさわしい至高の一品である。

・天かす(揚げ玉)

スーパーで売っている天かすは貧乏人の食卓を豊かにする万能調味料である。普段はてんぷらなんて高くて買えないけれど、天かすをほんのちょっとまぶすだけであらゆる料理がリッチになる。素うどんに天かすをまぶせばコクがある天ぷらうどんになる。焼きそばに天かすをまぶせばソースまみれになってしんなりした麺や野菜たちに天かすが反逆して食感のバトルが起きて風味が豊かになる。チャーハンに天かすをまぶせば米のパラパラと天かすのサクサクとの夢のコラボである。ご飯に天かすをまぶすだけでふりかけ代わりになるうえにかさましできるし、卵かけごはんもグレードアップできる。わずか数円分の天かすを料理にちょろっとまぶすだけでまんべんなく贅沢できるという、プチ贅沢ならぬカス贅沢である。
しかも天かすは冷凍保存ができて長期間サクサク感を維持できて便利である。スーパーで1パック50-100円くらいで、半額に遭遇する機会があれば積極的に買いだめしたい食材である。

・牛脂

牛脂は牛肉を変えない貧乏人でも料理を牛味にグレードアップできるチート食材である。煮物に牛脂を入れるだけで肉を使わなくてもコクがでて贅沢な牛味になる。小さく切ってチャーハンとかの炒め物に混ぜて隠し牛にしてもよい。牛脂が無料の店とか、肉を買った人だけ牛脂が無料になるローカルルールがある店とか、牛脂を1個10円で売っている店とかがあって値段が曖昧で買いづらいけれど、近所のスーパーで扱っていれば活用したい。

・豚の首つる

首つるは脂肪がかなり多くて肉も硬いので普通のスーパーでは売っていないけれど、ハナマサとかの業務用スーパーでは500gくらいの大きな塊を安く売っている。
首つるを調理するときは肉の部分と脂肪の部分にわけると使いやすい。肉の部分は硬くて包丁で切りにくいので、2センチくらいのサイコロステーキにして食べると肉肉しい食感を活かせておいしく食べられる。味はまあ普通の豚肉の味なのだけれど、ぶ厚くて硬い肉を力いっぱい噛みしめる感覚が貧乏人にとっては贅沢である。脂肪の部分は1センチくらいに小さく切って炒めると油かすとラードができる。油かすはそのまま食べると脂っこいけれど、炒め物や煮物に入れるとおいしく食べられる。ラードを贅沢に使って本格的なコロッケを揚げてもいいし、ラードをタッパーとかに入れて冷凍保存してちょっとずつ炒め物に使ってもいい。野菜炒めや焼きそばにラードを混ぜると肉のうまみを足すことができて少し贅沢になる。

・ホタテの貝ひも

ホタテは春が旬で、貝ひもも100g90円くらいで売られている。ホタテはタウリンとかの栄養があるものの、高くて貧乏人には買えない。しかし貝ひもなら安く栄養をとることができるのである。
貝ひもはあごが疲れるくらい噛み応えがあるので、そのままやきそばとかに入れて料理すると他の具と喧嘩してしまって使いどころがちょっと難しい。単品で煮込んでつまみにしたり、小さく切って炊き込みご飯に混ぜたりすると食べやすくなる。

バゲットプリン

スーパーのパン売り場では売れ残ったバゲットが半額になったりするけれど、時間がたったバゲットはバット代わりに野球ができるくらい硬くなってしまってそのままでは食べにくいものの、バゲットプリンにすればやわらかくなって食べやすくなる。作るのも簡単で、卵と牛乳と砂糖を入れた液に5センチくらいに切ったバゲットを浸してから両面をフライパンで焼けばバゲットプリンの完成である。ふつうのプリンは噛まずに飲み込んでしまうのであまり食べた感覚がなくて満足感が乏しいものの、バゲットプリンはバゲットを噛むぶん食べている実感があって贅沢である。半額のバゲットが100円、卵と牛乳と砂糖を加えても130円くらいのコストで市販のプリン数個分のバゲットプリンを作れるので、安くて量が多い貧乏で贅沢なデザートになる。腹持ちがいいので朝食にしてもよい。

・ハネジューメロン

ハネジューメロンというのは食べ放題の店のデザートの果物に採用されている確率が高い大味なメロンである。名前は知らなくても食べたことがある人は多いと思う。メロン特有のいがいがした感じがなくて甘すぎなくて食べやすいので私は好きである。スイカとパイナップルの間くらいの大きさで、安いのは1玉200円くらいで買えてコスパ最強の果物である。
私は種をとってから食べる分だけ輪切りにして皮をむいて食べている。輪切りにすると皮をむきやすいし、残りの部分にはラップをかけておけばいいので保存もらくちんである。果物が高くてあまり買えない貧乏人にとって安くて大きな果物をたくさん食べられるのは贅沢である。

・ゼリー

牛乳やコーヒーを加熱して砂糖とゼラチン(または寒天)をとかしてから冷やすと固まって、安くて簡単に大量のゼリーが作れる。鍋サイズのゼリーをたらふく食べることができるので、これは貧乏で贅沢なおやつである。熟れすぎてぶよぶよになった柿やじゅくじゅくになったメロンは見切り品として安く売っているけれど、これをゼリーにすると果汁の甘さを活かしておいしく食べられる。果汁が数パーセントしか入っていないような市販の果物ゼリーを買うくらいなら、自分で果物ゼリーを作るほうが果汁が多くて贅沢である。
私は寒天よりもゼラチンのほうが味にクセがなくて好きである。私の実家で血糖値があがらない甘さ控えめのおやつとしてトマトジュースのゼリーをよく作っていて、私はゼライスという製品を実家から分けてもらって使っている。