三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な節約:「ながら」を活用して時間を節約するんだ

誰でも平等に1日には24時間しかないけれど、時は金なりで、金持ちのほうが有効に時間を使える。金持ちは人を雇って仕事とか運転とか家事とかいろいろな作業をさせることができるけれど、貧乏人は自分で雑事をこなさなければならず、貧乏暇なしでいつまでも貧乏から抜け出せなくなる。時間を作ろうとして睡眠時間を削るのも体調に影響するのでよくない。そこで、何かをしながら他のことも同時にこなせるようになると効率よく時間が使えるようになる。

●行動を「仕事」「作業」「勉強」「休憩」「娯楽」に分ける。

仕事と作業の違いは、金を稼げる行動が仕事で、金を稼げない家事とか確定申告とかの行動が作業である。私の場合は間違ったら困る仕事と役所の手続きとかの作業は一つの事だけに集中して、間違ってもいい掃除とかの単純作業、勉強、休憩、娯楽はいくつか同時にやる。例えば以下のように行動する。

買い物しながら考え事をする(作業+娯楽)
電車に乗りながら本を読む(作業+娯楽)
料理をしながらラジオを聴く(作業+勉強)
ご飯を食べながら動画を見る(娯楽+娯楽)
動画を見ながらブラウザゲームをやる(娯楽+娯楽)
動画を見ながらギターの練習をする(娯楽+娯楽)
筋トレしながら本を読む(作業+娯楽)
ストレッチしながら歯を磨く(休憩+作業)
うんこしながら英単語を覚える(休憩+勉強)
半身浴しながら読書しながらコーヒーを飲みながら音楽を聴く(休憩+娯楽+娯楽+娯楽)

こういう時間の使い方は大人だけでなくて子供にも有効である。子供は金持ちの子だろうが貧乏な子だろうが学校ではたいてい勉強と部活しかやることがないし時間割も同じだけれど、家でどう過ごすかで成績が変わってくる。
例えば高校生が部活をして夕方に家に帰ってきて、夕飯の後にテレビを見るのに1時間使って、風呂に入るのに30分使って、風呂上がりのストレッチや歯磨きに30分使うような時間の使い方はもったいない。防水テレビや防水ケースに入れたスマホを使って風呂に入りながら30分テレビを見て、風呂上りにストレッチや歯磨きをしながら30分テレビの続きを見れば、本来2時間かかる行動を1時間でこなして1時間余分な時間ができて、その分を勉強に使える。
子供のうちはこういうタイムマネジメントを意図的にやる人と、無計画にだらだら過ごしている人では勉強でも部活でも差がつく。1日30分や1時間でも、それが1年や2年積み重なったらもうその時間差は容易に埋められなくなる。特に記憶力が必要な英語や歴史などの分野は何度も反復して記憶を定着させることが必要になるので、地頭の良さだけでなく毎日ちょっとずつ勉強する時間の使い方が重要になる。高校三年生になって大学受験に備えて慌てて勉強時間を増やして一気に知識を詰め込もうとしても遅いのである。

さて時間を効率よく使っているのになぜ私は貧乏なのかというと、余暇を読書やゲームやギターの練習とかの金儲けにならない娯楽に使ってしまったのだった。貧乏になりたくない人は仕事や勉強のために時間を使うとよいですよ。