三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な趣味:釣りで遊びつつ食費を節約するんだ

釣りは遊びと食料調達が両立できる貧乏人向けの趣味である。川での釣りは遊漁券が必要な場合があるし魚も小さいし泥臭かったりするけれど、海での釣りは漁業権がいるエビやタコとかの一部の魚介類以外は誰でも無料で釣ってよいし大きくておいしい魚が釣れるので、海釣りがお勧めである。自分で食べきれないくらい大量に釣ったら余った分を知り合いにあげて、代わりに野菜とかをもらえば食費を節約できる。というわけでおかずを調達したい貧乏人向けの釣りのやり方を紹介するので、自分の体力や近所の釣りポイントに合わせた釣り方を見つけるとよいですよ。

●穴釣り

穴釣りは魚が隠れていそうな岩場や波けしブロックの隙間に餌を落とすだけの釣りで、15-30センチのアイナメカサゴメバルなどの煮つけに向いたおいしい根魚が釣れる。装備はホームセンターの釣りコーナーで売っている1000円の短い竿とリールのセットと、針はブラクリという重りと針がセットになったやつだけでよくて仕掛けが単純で、餌も魚肉ソーセージやちくわの細切りやワームで十分なので、生きているイソメを触れない人でも安心である。波けしブロックの上を歩かずに堤防から釣れば危険も少ない。あまり大きな魚は期待できないものの、釣りに装備や技術が必要なくて座りながら釣りができて体力消費も少ないので、根がかりにだけ気を付ければ初心者や子供でも気軽に釣りができる。カニや貝を現地で調達すれば餌代も節約できる。

簡単さ  :★★★★★
安さ   :★★★★★
魚の大きさ:★★☆☆☆
魚の量  :★★☆☆☆

●サビキ釣り

サビキ釣りはサビキという針がたくさんついている仕掛けを使って、かごから餌をばらまいて小魚を寄せて堤防付近に回遊してくる10-30センチのアジやサバやカマスなどの小魚を狙う釣りである。針が根がかりがしにくいので初心者向けだけれど、針が多い分だけ隣で釣りをしている人の仕掛けに絡まりやすいので、潮の流れがある場所では隣の釣り人とは十分距離をとって釣るほうがよい。釣具屋で3000円くらいで売っている竿とリールのセットと、サビキ釣りの仕掛けと餌を買えばすぐに始められるけれど、フグやカワハギが針を飲み込んで糸を切ったりするので予備の針も必要だし、糸と針を結んだりする程度の基礎技術も覚えたほうがよい。魚は小さくても簡単に大量に釣れるし、冷凍のオキアミを小分けして解凍して使えば無駄にならないので、近所に小魚が回遊する堤防があるならサビキ釣りが一番コスパが良い。

簡単さ  :★★★★☆
安さ   :★★★★☆
魚の大きさ:★☆☆☆☆
魚の量  :★★★★★

●フカセ釣り

餌を海に直接撒いて魚を集めて、そこに餌を付けた針を紛れ込ませて、クロダイメジナなどの中型の魚の警戒心を少なくして狙う釣り方である。サビキ釣りと似ているけれど、針が一本でサビキ釣りよりも大きめの魚を狙う点が違う。釣り場のポイント選びをしたり、魚がいそうな水深に合わせてウキや餌の種類を調節したり、魚の大きさに合わせて針の大きさを変えたりする知識が必要なので中級者向けである。ウキとか餌を混ぜるバッカンとか海水を汲むバケツとか、サビキ釣りよりも装備が必要になる。撒き餌で魚を集めやすいので何も釣れないということはないものの、ある程度大きな魚を釣らないと餌代を損する。

簡単さ  :★★★☆☆
安さ   :★★★☆☆
魚の大きさ:★★★☆☆
魚の量  :★★★☆☆

●ジギング/ルアー釣り

ジグやルアーという小魚の形をしたやつで釣りをする釣り方で、ヒラメ、ブリ、サワラ、スズキ、タチウオなどの小魚を食べるような30-80センチの中型から大型の魚が釣れる。浜辺や堤防からジギングをするのをショアジギングと言って、船に乗る金がない貧乏人はショアジギングでできるだけ大きな魚を狙いたいところである。サビキの先っぽにジグを付けたジグサビキ釣りだと小魚も幅広く狙うことができる。ジグを遠くの狙ったところまで投げたり、魚を誘うためにジグを動かすアクションをしたり、魚がいる水深をさぐったり、タイミングよくフッキングしたりするのに技術が必要で、ジギングで狙った魚が釣れるくらいに釣りがうまくなるとたいていの魚は釣れるようになる。
ジグは数百円して結構高いうえにロストしやすいし、魚や天候に合わせて何種類か色や大きさが違うジグが必要だし、大きな魚を釣るために竿やリールや糸もちゃんとしたものが必要なので初期費用もそれなりにかかる。装備をそろえるのに1万円くらいかかっても、30-40センチの魚をスーパーで買うと300-400円くらいだとすると30匹釣れば装備の元はとれる。しかし釣りが下手だと根がかりでジグをロストして赤字になるし、何も釣れないことも多い。何度もジグを投げて竿をしゃくるのは疲れるし、歯が鋭い魚が糸を切ったり、魚から針を外すのが大変だったり、風が強いときに糸が絡まったりして道具のメンテナンスもけっこう大変なので、釣りに慣れて小魚を釣るのに飽きた中級者向けである。ジギングで刺身にできるサイズの魚がぽんぽん釣れるようになると貧乏人の食卓がすごく豪華になるのでおすすめである。

簡単さ  :★★☆☆☆
安さ   :★★★☆☆
魚の大きさ:★★★★☆
魚の量  :★★☆☆☆

↓実家に帰ったときに親父とショアジギングをしたらベイトを追っていた青物の群れがいて30-40センチのイナダ8匹とサゴシ9匹を爆釣した。GearBestで買った格安のクリップオン式の偏光サングラスも役に立って、波頭で青物がうようよ泳いでいるのが見えて面白かった。f:id:catriangle:20181027033237j:plain

 

●泳がせ釣り

サビキ釣りで釣った小魚を生きたまま餌にして50-100センチの大きな魚を狙う釣りで、大きな魚がかかっても折れないような高くて頑丈な竿や、ドラグを調節できる高いリールや、魚を上げるためのタモや、クーラーボックスなどの数万円の装備が必要で、根ズレして糸を切らないためのコントロールの技術も必要なので上級者向けである。大物が釣れるスポットはたいてい磯靴やライフジャケットが必要な岩場だったりして危ないし、装備がそろっていないとせっかく魚が針にかかっても竿が重さに耐えられずに折れたり魚がタモに入りきらなかったりして釣り上げられなくてかえって損をするし、大きな魚を捌くのにも出刃包丁や三枚おろしの技術が必要なので、装備や技術がないうちはやらないほうがよい。装備に金をかけてできるだけ大物を狙う釣り方でコスパが悪いので、ちょっとしたおかずがあればいいやという貧乏人には向いていない。巨大ヒラメやクエなどの高級魚を魚屋に売ったり、YouTubeで釣りチャンネルを開設したりして副業になるので、釣りがうまい貧乏人は泳がせ釣りで大物を狙うのを最終目標にするとよい。釣り系YouTuberの大物が釣れた動画は数百万回も再生されていて、動画の広告料だけで何十万円も稼げたり、釣り具メーカーがスポンサーについたりするようである。

簡単さ  :★☆☆☆☆
安さ   :★☆☆☆☆
魚の大きさ:★★★★★
魚の量  :★☆☆☆☆

 

●海に安全な場所はないことに注意

海では2-3時間に一度のタイミングで急に大波がくることがあるので、波が穏やかだからといって波打ち際や海面すれすれの岩場で釣りをするのは危ない。特に外洋と接しているところだと引き波で沖に流されたら救助が難しいし、波けしブロックの隙間に落ちたら自力で這い上がるのは無理だったりするので、自己責任で最大限に注意を払わないといけない。釣りの経験が浅い人や親の釣りについてきた子供とかが波にさらわれたり海に落ちたりするので、上級者が釣りに夢中になって同行した初心者を放っておくのも危ない。オニカサゴカツオノエボシヒョウモンダコやウミヘビなどの猛毒をもつ生物もいる。おかずを調達するためにけがをしたり死んだりしたら割に合わないので、釣りをするときには自分の身を守る準備をして、スマホを防水ケースに入れたり、ライフジャケットを着たり、海岸に漂着したゴミを踏んで怪我して破傷風になるを防ぐための消毒液やバンドエイドを携帯したり、満潮と干潮の時間を調べたり、波や風が強かったら潔く釣りを切り上げて帰ったりして、安全を最優先でやるとよいですよ。