三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な買い物:貧乏でも福袋を買うんだ

福袋というのは恐ろしいものである。いいものを安く買って喜んでいる人がいる反面、はずれがつまったゴミ袋を買った人の阿鼻叫喚がこだまする。いくら定価が高かろうが、自分に似合わなくて着ないような服や、使い道のない雑貨を買ってもしょうがないのである。
定価より安く買って得をしたいけど、はずれをつかんで損をしたくないという欲望がせめぎあって、新年早々煩悩まみれになる。はずれをつかんでも運試し的な面白さがあるし、正月休み明けの会話のネタになるけれど、はずれを楽しめないほど貧乏なら福袋は買わないほうがよい。


●下着と靴下の福袋は買うべし

私は貧乏なので何が入っているかわからないうえに高い袋なんて怖くて買えないし、寒い中で何時間も並んでまで福袋を買おうとは思わないのだけれど、それでも私が毎年必ず買う福袋がブランド下着や靴下の福袋である。下着や靴下の福袋には以下のようなメリットがある。

・下着や靴下は一年中使う消耗品なので無駄にならないし、買いだめしてもあまりかさばらない。

・アウターと違って下着や靴下は人に見せるものでないので、コーディネートを気にしなくてよいし、柄が好みでなくてもあまり気にならない。

・ファッション系福袋は福袋用に質を落とした服を作ったりデザインや柄が奇抜すぎて売れ残ったものが入っていたりして当たりはずれがあるものの、下着や靴下は縫製が単純で品質が安定しているし、色や柄は似たり寄ったりなのではずれがない。

・たいていの店は高いアウターが入った数千円~数万円の福袋を目玉商品として用意していて、下着や靴下の福袋を優先的に買う人はあまりいないので福袋争奪戦に巻き込まれにくいし、初売りの開店待ちの列に長時間並ばなくてもゲットしやすい。

・服屋だけでなくスーパーやホームセンターの衣料品売り場でも下着や靴下の福袋を売っているので買うチャンスが何度かある。

つまりはファッション系福袋にありがちなデメリットがなくなって、ブランド物の品質が良い下着や靴下が割安で買えるというメリットだけになる。たとえばHanesのボクサーブリーフ5枚セットはドン・キホーテで1890円で売っているものの、しまむらの福袋だと1000円である。パンツ1枚200円は最安値レベルで、これ以上安くなることはほとんどない。これは買うしかないではないか。

●お菓子の福袋はそれなりに得する

食品系福袋はファッション系福袋よりははずれが少ないものの、好みが合わないときついので、普段買わない店の福袋にうかつに手を出すわけにもいかない。それゆえにスターバックスやカルディのようなファンがいるような食品系福袋は行列ができて、福袋争奪戦はかなりの激戦になる。
私は食べ物にはほとんどお金をかけないので食品系福袋は贅沢品としてスルーしているけれど、スーパーで売っているお菓子の福袋なら私のような貧乏人でもゲットできる。
私の近所のスーパーでは3000円相当のお菓子の福袋が1000円で売っている。実売価格より定価が高いお菓子が入っていると思うので3000円分の価値はないものの、1000円以上の価値はあるのでそれなりにお得である。普段なら買わないようなお菓子が入っていたりするので、好奇心を満たすという点では満足度が高い。
貧乏人にとってお菓子は栄養にならない贅沢な食べ物だけれど、3か月分のおやつで1ヶ月あたり333円と考えれば無駄遣いというほどの贅沢でもない。

●フリマやオークションで服を安く買うコツ

ファッション系福袋でデザインが気に入らなかったり、他の服と柄がかぶったりした服を現地で交換している様子が初売りの定番のニュースになるけれど、こういう服はフリマやオークションにも大量に放出される。しかし貧乏人はこういう福袋くずれの服はフリマで買ってはいけない。値札つきの新品が定価より安く売っているとお得だと錯覚しがちだけれど、福袋を買うよりも単品で買うほうがむしろ割高の場合があるし、売る側も福袋の元をとろうとして強気の値段をつけている。最初からバラ売り目的で福袋を買うテンバイヤーもいる。

福袋に入っていた新品のブランド服を狙うのでなく、ブランド福袋を買って一気に服が増えた人がタンスに入りきらなくなった服を整理して放出された古着が狙い目である。福袋を買って服がタンスからあふれるような人はたくさん服を持っているので、たとえ古着でも個々の服はあまり袖を通してなくて状態が良いことが多いし、邪魔になったりトレンドからはずれたりした服を早く処分しようとして安く値段をつけたり、まとめて売っていて送料がお得になったりする。そういうタイプの出品者を見つけてちょくちょく出品をチェックすると、貧乏人でもよい服を安く買えるのである。