三角猫の生態

楽しく貧乏に暮らすための工夫とか節約術とかを書いています。

楽しい貧乏な食事:貧乏人は魚肉ソーセージを食べるんだ

魚肉ソーセージは生でも食べられて、輪切りでも細切りでも形が自由に切れて、開封前は常温で数か月保存できるのですごく便利な食品である。

●魚肉ソーセージの食べ方

・そのまま食べる

魚肉ソーセージはすでに味がついているので、そのままでご飯のおかずにできる。小腹がすいたときのおやつにしてもよい。酒のつまみがないときにつまみにしてもよい。

・炒め物に入れる

魚肉ソーセージを細かく切って炒めるとチャーハンにあう。細切りにして焼きそばやお好み焼きに混ぜてもよい。冷凍した豚肉を解凍するのが面倒なときには便利である。

・パンにはさむ

半分に切ってトーストに挟んだり、コッペパンに挟んでギョニソドッグにしたりすると、手軽に炭水化物とたんぱく質を補給できる。魚肉ソーセージの表面をカリカリに焼くと食感が肉っぽくなってソースにも合う。

・ポテトサラダに入れる

ポテトサラダに細かく切った魚肉ソーセージを入れると味や食感のアクセントになる。それに魚肉ソーセージはハムより若干塩分が少ないしカルシウムがあるので、健康のためにサラダを食べる人にはハムより魚肉ソーセージを入れるのがおすすめである。

・天ぷらにする

天ぷらのタネが足りないときは魚肉ソーセージで一品増やすことができる。衣だけ揚げればよいので、ちゃんと火を通さないといけない野菜の天ぷらよりも簡単に作れる。

●私のおすすめの魚肉ソーセージ

魚肉ソーセージは大体同じ形で似たような赤い袋に入っていて見分けがつかないけれど、商品ごとに味が違う。私がおすすめするのはニッスイの魚肉ソーセージである。ソーセージがフィルムから取り出しやすいし、留め具も金属でないのでそのまま燃えるゴミに捨てられるし、味は加工食品ならではの調味料のクセが少なくて、プリプリして食べやすい味付けと食感になっている。近所のスーパーでは「北海道ソーセージ」は60g×5本が168円(税抜き)、「おさかなのソーセージ」は75g×4本で128円(税抜き)で売っているので、どっちかを買う。「北海道ソーセージ」はプリプリ感が増して贅沢な感じである。

マルハの「フィッシュソーセージ」は昔ながらの魚肉ソーセージという感じで、端っこの留め金が金属で区切ってあってごみの分別が面倒で、フィルムがはがしにくくてソーセージがちぎれたりこびりついたりするし、食感がぼそぼそ系で癖のある味付けで口の中に後味が残るので私の好みでない。マルハの「フィッシュソーセージ」は近所のスーパーで111円(税抜き)で売っていたけれど、私はちょっと高くてもニッスイの「おさかなのソーセージ」のほうを買う。

というわけで、魚肉ソーセージは安くて栄養があって貧乏人向けの食材なので、食材のレパートリーに加えてみるとよいですよ。

楽しい貧乏な節約:「ながら」を活用して時間を節約するんだ

誰でも平等に1日には24時間しかないけれど、時は金なりで、金持ちのほうが有効に時間を使える。金持ちは人を雇って仕事とか運転とか家事とかいろいろな作業をさせることができるけれど、貧乏人は自分で雑事をこなさなければならず、貧乏暇なしでいつまでも貧乏から抜け出せなくなる。時間を作ろうとして睡眠時間を削るのも体調に影響するのでよくない。そこで、何かをしながら他のことも同時にこなせるようになると効率よく時間が使えるようになる。

●行動を「仕事」「作業」「勉強」「休憩」「娯楽」に分ける。

仕事と作業の違いは、金を稼げる行動が仕事で、金を稼げない家事とか確定申告とかの行動が作業である。私の場合は間違ったら困る仕事と役所の手続きとかの作業は一つの事だけに集中して、間違ってもいい掃除とかの単純作業、勉強、休憩、娯楽はいくつか同時にやる。例えば以下のように行動する。

買い物しながら考え事をする(作業+娯楽)
電車に乗りながら本を読む(作業+娯楽)
料理をしながらラジオを聴く(作業+勉強)
ご飯を食べながら動画を見る(娯楽+娯楽)
動画を見ながらブラウザゲームをやる(娯楽+娯楽)
動画を見ながらギターの練習をする(娯楽+娯楽)
筋トレしながら本を読む(作業+娯楽)
ストレッチしながら歯を磨く(休憩+作業)
うんこしながら英単語を覚える(休憩+勉強)
半身浴しながら読書しながらコーヒーを飲みながら音楽を聴く(休憩+娯楽+娯楽+娯楽)

こういう時間の使い方は大人だけでなくて子供にも有効である。子供は金持ちの子だろうが貧乏な子だろうが学校ではたいてい勉強と部活しかやることがないし時間割も同じだけれど、家でどう過ごすかで成績が変わってくる。
例えば高校生が部活をして夕方に家に帰ってきて、夕飯の後にテレビを見るのに1時間使って、風呂に入るのに30分使って、風呂上がりのストレッチや歯磨きに30分使うような時間の使い方はもったいない。防水テレビや防水ケースに入れたスマホを使って風呂に入りながら30分テレビを見て、風呂上りにストレッチや歯磨きをしながら30分テレビの続きを見れば、本来2時間かかる行動を1時間でこなして1時間余分な時間ができて、その分を勉強に使える。
子供のうちはこういうタイムマネジメントを意図的にやる人と、無計画にだらだら過ごしている人では勉強でも部活でも差がつく。1日30分や1時間でも、それが1年や2年積み重なったらもうその時間差は容易に埋められなくなる。特に記憶力が必要な英語や歴史などの分野は何度も反復して記憶を定着させることが必要になるので、地頭の良さだけでなく毎日ちょっとずつ勉強する時間の使い方が重要になる。高校三年生になって大学受験に備えて慌てて勉強時間を増やして一気に知識を詰め込もうとしても遅いのである。

さて時間を効率よく使っているのになぜ私は貧乏なのかというと、余暇を読書やゲームやギターの練習とかの金儲けにならない娯楽に使ってしまったのだった。貧乏になりたくない人は仕事や勉強のために時間を使うとよいですよ。

楽しい貧乏な健康管理:貧乏人は栄養失調に気を付けるんだ

人間は塩分と水分があれば何も食べなくても数日は生きられるそうだけれど、逆にいうと塩分と水分が足りなくなるといろいろな病気のもとになる。

●貧乏人が粗食しているとミネラルが足りなくなる

私が学生の頃に貧乏な生活を始めて直面したのが原因不明の体調不良で、頭がぼんやりしたり力が入らなかったり鼻血が一時間止まらなかったり狭心症っぽい心臓がぎゅうーと縮むような痛みがあったりして様々な症状がでて難儀していた。大学の健康診断もあったけれど、まともに診察する気がない怠慢な藪医者が診察して、心臓が痛いと言っても気のせいだと言われて体調不良の原因がわからなかった。それ以来は私は医者は信用しないことにした。
そんなときににがりというミネラル豊富な食材があるのを知って、もしかしたらミネラル不足かもしれないと思ってにがりをコーヒーに数適入れて飲むようにしたら謎の体調不良がなくなった。医者の診断がないので確かなことはわからないけれど、にがりで体調がよくなったということはおそらく原因はミネラル不足だったようである。
私は蒸したジャガイモとかドレッシングなしのサラダとかゆで卵とかの薄い味付けの質素な料理を自炊して食べていて、高い加工食品を避けていたので、肉や野菜はちゃんと食べていたのに慢性的な塩分不足になっていたようである。現代人は塩分過多だと言われているせいで、いまどき塩分不足になるというのは盲点だった。
夏は熱中症にならないように意識的に塩分をとっていたのでまだましだったけれど、冬は起立性低血圧で風呂上がりにしょちゅう立ちくらみになってふらふらしていて、これもたぶん塩分不足が原因じゃないかと思う。男性は胃や腸で出血でもしないかぎり貧血になりにくいようで、となると立ちくらみの原因は鉄分不足で貧血になっているというよりは低血圧が原因で、塩分不足で血圧が低すぎて頭に血液や酸素がうまく運ばれていなかったわけである。
というわけで私は貧乏でも塩分にはこだわるようにしている。食塩は塩化ナトリウムだけしか入っていないけれど、海水から作った天然塩は他の種類のミネラルも入っているので、数百円高くても天然塩を買うようにしている。あと私はコーヒーが好きなので、コーヒーににがりを数適入れて塩化マグネシウムを補給するようにしている。にがりが体に悪いという情報もあるようだけれど、私の個人的な感覚だとにがりを飲むほうが明らかに体調がよくなっているので、過剰摂取にならないようにちょびちょび飲んでいる。まともな食事をしている人はにがりの恩恵はあまりないだろうけれど、粗食で栄養不足な貧乏人だからこそにがりの効果がバチバチ出ているのだろうと思う。
謎の体調不良になっている貧乏な人はにがりを試してみるとよいですよ。

●水分が足りないと万病のもとになる

私はにがりを飲んでも治らなかった体調不良があって、足に血栓ができて肺に詰まって肺塞栓になって死にかけたり、毎年冬になると急性副鼻腔炎になって頭痛で悶絶したりしていたのだけれど、どうやらこれは慢性的な水分不足が原因だったようである。
冬に水分不足で鼻の粘膜が乾燥してウイルスに感染してしまうのが急性副鼻腔炎の原因になっていたようで、副鼻腔炎の症状を和らげようとして鼻うがいをするよりも、水分補給をして根本原因をなくすようにしたら副鼻腔炎にならなくなった。
いままでネスカフェのおまけの小さいマグカップでコーヒーを飲んでいたのだけれどこれがいけなかったようで、コーヒーは利尿作用があって水分不足になる上に、冬はマグカップがすぐに冷めてしまってコーヒーがおいしくなくなるので飲む頻度も減って、おまけに冬には汗もかかないので水分不足になっていることに気づかなかったのである。そんでサーモスの420mlの大きめの真空断熱タンブラーがスーパーの在庫処分で安く売っていたのでそれに変えたら、保温性がましになっておいしいコーヒーががぶがぶ飲めるようになって、コーヒーだけでなく白湯も飲むようにしたので今は十分に水分補給ができているようである。水分不足だと血液量が減って低血圧にもつながるようで、風呂に入る前に水分と塩分を取るようになったらたちくらみが起きにくくなった。あと水分補給で唾液も増えたようで、歯磨きにも気を付けるようになったので虫歯にならなくなった。
肺塞栓は玉ねぎと納豆を食べて自力で血栓をとかして治して、たぶん肺胞は多少は潰れているのだろうけれど今のところ再発していないようなので当面は問題なさそうである。

というわけで、貧乏な生活をしている人は、私と同じ失敗をしないように塩分と水分の補給に気を付けるとよいですよ。にがりとタンブラーを買っても病院に行くよりは安いですよ。

楽しい貧乏な節約:ホッカイロよりもミニ湯たんぽを使って節約するんだ

ホッカイロは温かさが数時間持続して便利なのだけれど、毎日使うとなるとけっこうお金がかかる。ホッカイロ30個入りで600円くらいだけれど、1日1個使うと月に600円かかることになる。ホッカイロが温まるまでシャカシャカ振るのも面倒くさい。そこでミニ湯たんぽを使うとホッカイロ代を節約できる。
ミニ湯たんぽは600-1000円くらいで売っているけれど、私は中身が入っていない容器を買うのは貧乏人としては贅沢だと思うので、ウイスキーの空き瓶をミニ湯たんぽ代わりにして使う。コンビニや酒屋で180mlのブラックニッカとかサントリーの角瓶とか、ポケットサイズの平べったい瓶に入ったウイスキーを売っているけれど、この空き瓶をミニ湯たんぽとしてつかうと懐を温めるのにちょうどよいサイズなのである。180mlのブラックニッカは300-400円くらいで買えるので、ホッカイロやミニ湯たんぽより安い。
ウイスキー瓶ミニ湯たんぽはサイズが小さい分だけお湯が冷めるのも早いけれど、ちょっとした外出で手を温める程度なら十分に役に立つ。例えば冬に車のエアコンをつけても温まるまで時間がかかって手が冷たいときとか、外出先のトイレで手を洗って冷えたので温めたいときとかにはちょうどよい。水筒代わりにして水分補給もできるので、お湯も無駄にならない。

ウイスキー瓶ミニ湯たんぽの使い方

1.ポケットサイズのウイスキーを飲んで瓶を空にする。

2.空き瓶にお湯を入れて蓋をしめる。注ぎ口が小さいので、お湯を入れる時にこぼしてやけどしないように注意する。漏斗を使うとお湯を入れやすい。

3.そのままだと瓶が熱くて持てないので、巾着袋とかに入れて適度に断熱する。

4.持ち歩いて懐や手を温める。ポケットに入れたまま転んで瓶を割るとお湯がかかって危ないので、転ばないように注意する。

5.お湯がぬるくなったら飲んでアル中のふりをする。

 

楽しい貧乏な健康管理:冬に寝るときに暖房費用をかけずに手足を温める方法

冬になると手足の指が冷たくなって、なかなか寝付けないのが困る。寝るときに靴下を履くと汗をかきすぎてかえって足が冷えて逆効果になるし、かといって素足でも布団が温まるまで時間がかかってつらい。湯たんぽもかさばって邪魔になるし、毎晩ゆたんぽを用意するのは面倒くさい。というわけで、私がやっている暖房費用をかけずに手足を温める方法を紹介します。

●足の筋肉を鍛えて血流をよくする

冬は運動不足になりがちで足の血流が悪くなるけれど、トイレに行ったときについでに運動して血流を改善すると血栓予防にもなる。
スクワットしたりつま先立ちしたりしてふとももやふくらはぎの筋肉を鍛えて血流量を増やすと、そのぶん足が冷えにくくなる。寝る前に筋トレしてしまうと心拍数が上がってアドレナリンが出て寝れなくなるので、寝る前はストレッチ程度の運動でよい。

●寝る前に白湯を飲む

これは水分補給をしながらコップの熱で手の指を温めることができて一石二鳥である。お腹がぽかぽかすると寒さが緩和された気分になるし、空腹も紛らわすことができる。

●布団の中で体温で手足を温める

そもそも手足が冷たくなる原因は寒い空気にさらされて毛細血管が縮んで血流が悪くなって暖かい血液が指先に届かなくからである。ということは、冷たい空気に触れないように指先を温めれば効率よく温められるわけである。

・手の指を温める方法

胸の前で腕を組むようにして、脇の下に手を挟んで体温で温める。脇は動脈があるのでけっこう暖かい。

・足の指を温める方法

足の指は心臓から一番遠いので温まりにくいうえに、冷たい廊下とかを歩くとすぐに熱が奪われて冷たくなってしまうので、布団に入る前になるべく足を冷やさないようにするのがまず大事である。
布団に入ったらあぐらをかくような形で、右足のつま先を左足の膝の裏に入れて、左足も同様につま先を右足の膝の裏に入れて、ふとももとふくらはぎでつま先を挟んで体温で温める。足の裏をふとももにぴったりくっつけるとほんのり暖かい。体が硬い人は片足ずつ温めるとよい。

この方法は簡単でお金がかからないので、暖房費用を節約したい人は試してみるとよいですよ。